新型コロナウイルス感染予防 「めがね関連情報」

2020.04.07

感染が拡がっている新型コロナウイルス。
めがね屋として、わずかでもみなさんの参考になりそうなことをまとめてみました。

１.メガネに予防の効果はあるのか？

「していないよりは良い」


目の粘膜は露出していますので、メガネをしていると、そこへのウイルスの飛入をある程度抑えるといわれています。


もちろん、レンズ周辺には隙間がありますので、
100％保護するわけではないようですが、
咳や会話からの飛沫の一部は、メガネが遮ってくれるようです。


効果の程度はよくわかっていませんが、
要するに、していて損はないようですね。


日本眼科学会　2020.4.1「新型コロナウイルス感染症の目に関する情報についてより」

２．コンタクトレンズは？

「心配な場合は、しばらくメガネに代える」


アメリカ眼科学会（AAO）は、コンタクトレンズユーザーに、しばらくの間、メガネに切り替えることをすすめています。
（米国眼科学会　2020.3.10. 「Coronavirus Eye Safetyより」）


これはコンタクトをしていると、
目に触れる機会が多いというのが理由のようです。
（たしかに個人的にも、メガネかけていると、めんどくさいので無意識に目に触るということは少ないなと思います。）

３.くもらないメガネのかけかたは？

「くもりどめをしっかりつける」


マスクをしているときに、困るのはレンズの曇り。
一番効果があって、てっとり早いのは専用の
「くもりどめ」
をつけることです。


くもりどめを使ったけど効果なかった、
という人もいるかもしれません。
たしかに市販品の中には、あまり効果のないもの（※）もあるようです。
（※眼鏡店以外で販売されているもの）


でも実は「塗り方」に問題がある場合も。
めがね屋がすすめする効果的な塗り方のコツをまとめてみました。


①レンズの表裏に【しっかり】つける


②そのまま【乾かす】


③ティッシュで【かるく】拭く


特に液体の曇り止めは、つけてすぐ拭き取ってしまうと、効果がでません。
できるだけ 乾いてから、
ムラがなくなる程度に軽く拭きとってください。


拭き取るときにメガネ拭きなどのクロスを使うと、せっかくつけた曇り止めの成分が除去されてしまいますので注意。
ティッシュが手軽です。
E-ZONEでおすすめの商品はこちら。
（一部店舗では欠品中です。何卒ご了承ください。）

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いかがでしたか？
こういった情報が少しでも参考になれば幸いです。


みなさま、どうか十分に対策なさって、
健康にお過ごしください！！



■厚生労働省■
「新型コロナウイルス感染症について」